戦後復興、高度経済成長。これまでも三井住友信託銀行は社会の大きな変化の中で、次々と新たなイノベーションを生み出してきました。お客さまとともに、次の時代を切り開く。経営企画部未来創造推進室とは、そのDNAを次世代に受け継ぎ、ボトムアップで新事業を生み出すための"発射台"。組織としての仕組みを整え、社員のアイデア実現を全力でサポートしています。
POINT1ビジネスプラン・コンテスト「未来フェス」
年齢も業務内容も雇用形態も不問。自由な発想でプランを競い合う。それが「未来フェス」です。"実現力"を高めるために、応募者全員に30分から60分のヒアリングを実施し、審査員には経営トップはもちろん、起業家として活躍する外部の有識者も招聘。全社員による総選挙も実施し、多種多様な観点から"未来の可能性"を模索しています。
応募総数 | 応募者数 | 事業化検討 | |
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2021年度 | 188件 | 439名 | 3件 |
POINT2合格者は、専任として自ら事業化に挑戦
合格者は、専任として自ら事業化の指揮を執ることになります。プロジェクトには、企画や財務、法務などのスペシャリストが「未来クルー」として参加し、豊富な起業経験を有する外部の経営コンサルタントが「未来ガイド」としてサポート。「コアとなるお客さまは誰か」「ビジネスとして、どのようにマネタイズするのか」などアイデアを具体化していきます。
POINT3仕組みを整え、オープンイノベーションを促進
アイデアを、アイデアで終わらせない。三井住友信託銀行では経営企画部に"未来創造推進室"という専門組織を形成。事業化のサポートだけでなく、時代の流れや社会の課題をインプットするための「Future Day」も開催。オープンイノベーションスペース「未来Lab」も設置し、部署や業務の垣根を超えた社内の専門家とのディスカッションを力強く後押ししています。
経営企画部
未来創造推進室からのメッセージ

ほかの誰のものでもない、
あなたの未来を創ろう。
2018年、私たちは経営企画部の中に未来創造推進室を作りました。もともと現場では新事業の種がよく議論されていたのですが、組織的に推進する仕組みがなかったため、せっかくの声も"眠れる財産"となってしまっていました。どうすれば社員の想いを、社会を変える力にできるのか。「金融」にすらこだわらず、私たちの手で、新しい未来をつくりたい。そんな想いから「未来フェス」は生まれました。すでに複数のアイデアが生まれていますが、そんなアイデアを自らの手で形にした社員のなかには、嘱託社員の方もいらっしゃいます。この制度の最大の成果は、社員のなかに「私にもできる」という意識が芽生えたこと。誰かが創った未来よりも、自分が創った未来を生きる方がずっとおもしろい。人、物、金。三井住友信託銀行にあるものは、あなたが使えるリソースです。ぜひ、新しい仲間となる皆さんも、社会に対するオーナーシップをもってキャリアを歩んでください。
講演会「Future Day」の開催
金融とは異なる専門知見を持つ業界の先端を行く方を講師に招き、ともに未来を考える機会を提供しています。
2019年度の例
- ・メディア・アーティスト:落合陽一さん
- ・LINE㈱CEO:出澤剛さん
- ・JP GAMES㈱CEO:田畑端さん(元FFXV ディレクター)
- ・㈱ナイアンティックAPACシニアディレクター:
足立光さん(元日本マクドナルドCMO)
「未来Lab」の設置
多様な知の連結と協働を促す共創空間として、本店ビル内にCafe仕様の空間を設置しました。
社員が自然と集い、多様な知をつなげることでイノベーションを生み出す仕掛けを提供しています。