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私たちが向き合うもの

Theme 01 | 個人トータルソリューション事業
超高齢化社会へと突き進むこの国で、
今私たちが求められていること、
なすべきこととは。
最愛の伴侶の他界によって直面した、これからの人生の描き方。
住まいは、遺産は、どうすれば良いのか…。子もおらず、ただ喪失感の中で不安を募らせる70代の女性。
途方に暮れる遺族の気持ちに寄り添い、これからの人生への最適なプランを提供するためには、
一人の人間としてどう向き合うかが試される。

以前から、当社で資産運用などのご相談をされていたご夫婦。ご主人がご健在の頃は、どちらかが先に亡くなられた際には、自宅を売却して、施設へのご入居を考えられていました。そこで、自宅の査定を行い、その結果をご報告しようとしていた矢先に、ご主人が他界。普段は凛と佇んでいた奥さまが「どうしていいのかわからない」と途方に暮れる姿に直面し、信託銀行として提供できるソリューションを考える前に、まずは一人の人間として向き合うことを決意。奥さまのお気持ちと対峙しながら、段階を踏んで現実的に「これから」について検討をするために何をするべきかを考えていきました。

Answer

私たちが導いたアンサー

遺された奥さまが望まれたことは、故郷で穏やかに暮らしたいということでした。そこで、都内のご自宅の売却手続きと並行しながら、ご出身地周辺の不動産物件を探すことを開始。また、他界されたご主人の遺産整理、保有している有価証券などの資産アレンジ、そして奥さまの遺言も作成しました。各種のお手続きはもちろんのこと、落ち込んでいる奥さまに寄り添うことに注力しました。

Details

お金や資産の話は、どうしても生々しくなりがち。そこで奥さまの心の支えとなって私が全ての相談・手続きの入口となり、事務手続きなどの対応は社内外チーム一丸となって向き合いました。また、ご本人の負担を軽減するために、親戚のご協力も得ました。故郷への移住には期日もあったので、奥さまの心情を汲み取りながら、一方で決断していただける材料を準備することに努めました。

私たちが向き合うもの
Theme 01 | 個人トータルソリューション事業
どこまで、目の前の人に、寄り添えるか。

菅野陽子

個人トータルソリューション事業
2008年入社
人文学部卒

部門が違えばまるで別会社。それほど幅の広いソリューションが提供できるのが信託銀行です。その中で私が魅力を感じたのは、「リテール」と呼ばれる個人のお客さまへの営業。その究極は「私」という人間を信頼し、好きになってもらうことです。せっかくなら、私じゃなければ提供できない価値を、追い求め続けたいと思っています。

小さな気づきと心遣い

何とかしてあげたい。
その想いが、全てのはじまり。

お電話でご主人の他界の連絡を受けた時、まず気になったのは、奥さまの声色がとても弱々しかったことです。もともとは快活でエネルギッシュな方。ご主人を喪った哀しみの大きさが沁みるように伝わってきました。
その時、私は一人の人間として心から素直に向き合いたいと思いました。各種お手続きは二の次で、まずは奥さまの気持ちに寄り添うこと。「お手伝いできることがあれば、何でも相談してください」という私のひと言に、「私にも頼れる人がいる」と安心できたと、後になっておっしゃっていました。
ご連絡いただいてすぐに、ご自宅を訪問。最も不安の大きいタイミングでお客さまの立場にたち、一つひとつ丁寧にやらなければいけないことを整理しました。有事のときだけでなく、常にお客さまに寄り添っていたからこそ、私の「何でも」の一言に安心し、信頼してもらうことができ、遺産整理、不動産売却などのご相談につながりました。

第三者への協力要請というアイディア

奥さまの気持ちがまとまるように、
甥夫婦にも協力を依頼。

ご主人の遺言がなく、ご夫婦にお子さまがいらっしゃらなかったこともあり、遠方に住む姉妹への遺産分割が必要になりました。しかし、落ち込んでいる奥さまにとっては、その手続きは大きな負担。できるだけ速やかに、お気持ちが楽になることを優先しました。何度も対話をしているうちに、奥さまが一番心を許しているのは、近くに住む甥夫婦であることを知りました。細かい事務的な話の際には、親しくされていた甥夫婦にも同席していただくよう働きかけ、奥さまのお考えがまとまりやすい環境も整えました。
そうしたプロセスを経て、奥さまご自身の相続についてもお考えいただける余裕が生まれ、甥や姪に資産をどう分配したいのか意向を整理。遺言の作成も行いました。

複数のソリューションを的確なタイミングで

明るい「これから」に向かって、
故郷の地へ。

私たちが信託銀行として提供させていただいたものは「不動産仲介」「遺産整理」「遺言信託」と、信託銀行ならではのソリューションですが、本当に大切なことはそのソリューション内容以外にあると私は思います。担当する私自身が心を許せる存在であるかどうか? それがこの仕事で最も大切なことだと思います。
だからこそ何よりも心をくだいたのは、お客さまに寄り添うこと。負担の軽減や、信頼できる親戚との環境整備はもちろんのこと、「これから」の人生を前向きに歩んでもらえるよう、ご希望に沿って、故郷にほど近い施設へご入居いただくだけでなく、ご自宅の売却や遺言作成など、奥さまの不安を取り除くことに注力しました。
家族だからこそ話せないことや、人生の岐路だからこその悩みをご相談いただくには、専門知識やノウハウだけではなく、一人の人間として、悩みを受け止め、向き合うことの大切さを実感しました。

Functions

不動産仲介

ご主人と暮らした、思い出深い住まいを手放すにあたって、奥さまが少しでも早く前向きに今後の人生を歩めるような売買を行うこと。そのために、スムーズな取引ができる買主とマッチングすること。グループ会社の「三井住友トラスト不動産」とも連携しながら、物件調査から売買契約にいたるまでの一切をアレンジしました。

遺産整理

遺産整理に当たっては、相続財産の把握、預貯金や有価証券の換金・名義変更、納税のためのアドバイスなどを実施。資産運用の商品も変更し、長期的な安心も確保しました。お子さまがいらっしゃらないご夫婦だったため、当社の財務コンサルタント*とも協力しながら、遠方に住むご主人の遺産相続人とのやりとりも行いました。

*財務コンサルタントとは、高い専門性と豊かな経験をもって、お客さまのご資産の的確な運用、万全な管理・承継についてご提案する信託銀行ならではの高度専門スタッフです。

遺言信託

すでに生前贈与を済ませている縁者の方もおられたため、複雑な面もありましたが、奥さまのお気持ちを最大限に優先して、遺言の作成を行いました。もちろん、ご主人を亡くされた直後に、ご自身の遺言を作成することは、奥さまにとっては大きな精神的負荷でもありましたが、将来の争点を少しでも減らしておきたいというお考えもお持ちでした。

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