At Firstはじめに

独自のこたえを出すために
〜3年目社員座談会〜

自分に足りないものは何か。
壁を乗り越える術は何か。
そこに真摯に向き合うことが、
きっと成長の種になる。
〜3年目の同期座談会〜

Profile

中田 圭祐

不動産事業

現在所属している部署では、取引先企業の不動産仲介、不動産コンサルティングなど、不動産という資産を切り口に、さまざまなソリューションを提供している。担当するお客さまは印刷会社、出版会社、旅行代理店、通信会社など。

西山 栞理

受託事業

投資家の代理人として有価証券の保管や決済を行う「カストディ」業務に従事。中でも海外の関連会社と連携してサービスを提供するグローバルカストディチームに所属。受託事業はまさに信託銀行らしい事業だと本人は語る。

東山 翔伍

ホールセール事業

ホールセール事業にて、法人企業の総合窓口を担当。主に関東甲信越の金融機関に対して、資産運用の提案を行っている。各部署と連携して対応するなど、社内でも有数の幅広い業務を担う事業である。

高橋 侑里

リテール事業

支店で店頭受付業務を担当。個人のお客さまの定期預金手続き、退職金の運用、相続対策、不動産売買などさまざまなコンサルティングを行う。同エリア内の別店舗から異動してきたばかりで、新しいお客さまとの関係を構築している最中だと言う。

入社してはじめに直面した
壁は何でしたか

中田 何と言っても、「不動産」という学生時代にはほとんど触れたことのない領域だったため、大変苦労しました。営業に出る前は不動産調査や書類作成など、補助業務で経験を積む時間をいただいたのですが、的外れな補助で営業の先輩には迷惑をかけていたと思います。“一つひとつの業務の背景をしっかり理解すること”“趣旨を把握すること”それができていなければ他人に説明することはできません。営業に出て以降は、売主と買主の間に立った折衝が必須。コミュニケーション力は、先輩についていきながら現場で身につけている最中です。

西山 私も同じように、着任して3カ月ぐらいは本当に苦しかったです(笑)。いったい自分が「何がわからないのか」がわからない。飛び交う用語も意味不明で、それが少しずつわかっても、証券や資金の決算の全体像はわからない。「わからないポイント」が掴めるまで半年ぐらいかかりました。心がけたのは、一つの出来事から少なくとも3つのことを学ぶこと。お客さまからの質問があったら表面的な言葉の意味だけでなく、その裏側にある背景を考え、回答する。さらに他の国ならどうなるのか、別の決算方法もあるのかなど、自分から調べる癖をつけるようになりました。

東山 お客さまに訪問する前に、半年ほど部署内で研修期間がありました。商品知識、業務の仕組み、部署の役割などを覚える。その間はとても有意義だったのですが、研修が終わっていざお客さまのところへ足を運ぶようになると、大変な日々が始まりました。緊張しすぎて会話が成り立たないんですね。不器用に天気の話をしてみたり、前日のスポーツの話をしてみたり…(笑)。特に得意先の担当者が、皆さん金融機関の大ベテランなのでなおさらでした。ただ、社内のさまざまな部署と連携するポジションなので、多くの視点を吸収できる環境だと思います。

高橋 店舗配属をされたらまずは事務作業で仕事を覚えることが多いと聞いていたのですが、6月の後半に「じゃあ店頭に出てみよう」と言われて、早い時期からお客さま対応をすることになりました。さらに8月には東山くんと同じように担当のお客さまを任されて、最初は不安になったのを覚えています。でも祖父や祖母のような年齢のお客さまからは、とても可愛がっていただけたので、ホッとしました。また、同じ職場に、同期や近い年次の先輩が多かったこともありがたかったですね。年次の近い社員には悩みも打ち明けやすかったし、質問もしやすかったので助かりました。

いったい自分が「何がわからないのか」がわからない。
「わからないポイント」がつかめるまで半年ぐらいかかりました。
心がけたのは、一つの出来事から、
少なくとも3つのことを学ぶことでした。

今自分に足りないものは
何だと思いますか

中田 「仕切る力」です。不動産売買の仲介であれば条件合意、契約締結、引き渡しなど、各プロセスで仕切る力が求められますし、その土台となるスケジュールを立てるのも仕切る力だと思います。社内外に複数の関係者がいる案件ばかりなので、話の方向性をつくり、導いていく力はとても重要。何が大事なのか、優先順位をつけるようにしています。

西山 凝縮すると「交渉力」と言えるかもしれません。今私が携わっている仕事は、基本的にお客さまとは電話でしか話す機会がありません。直接営業をして何かをプレゼンしたり、ニーズを吸い上げたりすることがない。ただ一方で、関連会社などとは常に交渉が求められます。現在グループをあげてサービス向上を目指すプロジェクトのメイン担当者を任されているのですが、要点を伝えて、人を動かすことの難しさを痛感します。交渉を円滑に進める上での「企画力」「判断力」なども養いたいと思っています。

東山 現在所属している部署は比較的若手のメンバーが揃っているのですが、ホールセールという特性上、関連部署との連携が必須です。関連部署の社員は中堅・ベテランの社員が多く、専門的な知識や経験も豊富。こちらから的確に指示を出し、チームとして同じ方向を向かせることが、今後の課題です。そのためにはお客さまのニーズを徹底的に理解すること。営業は会社の「顔」ではありますが、私がこだわりたいのはお客さま目線を貫くことです。

高橋 後輩も増えてきましたし、自分自身の業務だけでなくチーム全体の運営にも責任感を持たなければ、と思っています。そのためには、時には上司に意見を言っていく必要があるかもしれません。幸い若手の声を聞いてもらえる文化がありますので、積極的に発信をしていきたいですね。入社以来可愛がってくださる先輩も多く、プライベートで旅行に行くような方もいます。自分も後輩たちとそんな深い人間関係を築いていきたいと思っています。

社内外に複数の関係者がいる案件ばかりなので、
話の方向性をつくり、そちらに導いていく力はとても重要。
何が大事なのか、優先順位をつけるようにしています。

これから目指したい
自分像を教えてください

中田 しばらくは不動産の分野を極める期間にしたいと思っています。まだまだ知識も経験も浅いと思うので。不動産の売り買いを単体で見るのではなく、それが財務上どんな影響を及ぼすのか、お客さまとしては本音ではどんなサービスを期待しているのか、周辺知識も増やしていかなければなりません。もっと先のことを視野に入れると、「信託銀行員」としての幅は絶対に必要だと思います。お客さまと不動産のことしか話せないようでは、やはり狭い。ホールセールでも受託でもいいので、何か別の事業にも携わりたいです。

西山 現在の業務でも英語を日常的に使っていますが、いずれは、さらにグローバルなフィールドでも活躍できる人材になりたいと思っています。周囲には自ら手を上げ、若くして海外拠点トレーニー制度を活用して海外赴任をしている社員もいますし、業務公募制度で他事業に挑戦している社員もいます。現在私は当社のアメリカ拠点やルクセンブルク拠点と関わる業務をしていますが、そうした地域への海外赴任というのも一つの選択肢かもしれません。ただ、まずは現在の受託事業、特にカストディ業務をマスターすることが先決。将来は、広い視野を持って未来の受託事業に貢献できる人材を目指したいです。

東山 私はホールセール事業という今の環境が自分に合っていると感じています。けれど、ホールセールはいわばゼネラリスト的な位置づけ。何か特定の分野のスペシャリストとしての経験も大事なのだと思います。別の事業に異動した時に、ホールセールがどのように見えているのか、それはぜひ知りたいですね。今後経験を積む分野は絞れていませんが、大学で建築を専攻していたので、不動産には関心があります。あとは商品開発も面白そうですね。特定の分野での経験を生かして、再度ホールセールに挑戦するというのが現段階でのイメージです。

高橋 私はつい先日店舗を異動したばかりなので、当面は今の場所で業務に邁進したいと考えていますが、やはり信託銀行の魅力はさまざまな事業を手掛けているところ。さまざまな経験を積み上げていきたいという想いはあります。でも、せっかくリテールの面白さを味わえているので、店頭受付での後輩指導とか、店舗で行われるイベントの企画とか、周辺の分野にもチャレンジしてみたいですね。幅広いフィールドがある会社なので、これから先、新しくやりたいことが見つかることもあるはず。そうした出会いも楽しみにしています。